左沢

左沢(あてらざわ)
左沢は山形県西村山郡大江町にある地名である。JR東日本左沢線の終着駅である「左沢駅」は、難読駅名としても有名。この地名には諸説が存在するが、主なものを三つ紹介すると、
一つは、かつて寒河江荘の領主だった大江氏が、近郊の長岡山(ながおかやま)に登って西の方を眺めたとき、平野山(ひらのやま)の左手に見える山谷を「あちらの沢」と呼んだことが地名の由来だと言われているもの。二つめは、大江町と朝日町の境界上に位置する山岳信仰の山「日光山(にっこうさん)」から、太陽の昇る東の方を望み礼拝したとき、左手に見える沢を「左沢(あてらざわ)」と呼び、右手の朝日町方面を「右沢(かてらざわ)」と称したというもの。三つめは、最上川(もがみがわ)の左を流れる月布川(つきぬのがわ)の左岸に開けた土地であるから、「左」という字をとったという説がある。